「経常収支」とは?
「経常収支」とは、国際収支のうち、財の取引やサービスの取引などの「流動的な」収支を表す指標です。つまり、輸出や輸入、サービスの受け渡しによって発生する収支を指します。
経常収支は、以下の3つの項目から構成されています。
財の取引収支:物品の輸出入による収支を表します。輸出が輸入を上回る場合は「黒字」となり、輸入が輸出を上回る場合は「赤字」となります。
サービス収支:旅行や運輸、保険、通信などのサービスによる収支を表します。観光収入や海外送金、海外からの学生受け入れなどが含まれます。
収益収支:海外からの利子や配当、子会社などによる直接投資によって生じる収益に関する収支を表します。
経常収支は、国の対外的な信用度を示す指標として重要な役割を持っています。経常収支が「黒字」であることは、国際的な信用度が高く、国内経済の健全性を示すことになります。一方で、「赤字」が続くと国際的な信用度が低下し、経済への悪影響が懸念されることもあります。
経常収支のニュース
Yahoo!ニュース
1月の経常収支、過去最大の赤字 原油価格の高止まりや円安などの影響か
1月の日本の経常収支は、原油価格の高止まりや円安などの影響を受けて、1カ月としては過去最大の赤字となりました。 財務省が発表した1月の国際収支速報によりますと、海外との総合的な取引を示す経常収支は、1兆97…
ABEMA TIMES-1時間前
1月の経常収支“過去最大”1兆9766億円の赤字 資源高・円安など影響
1月の日本の経常収支は、原油価格の高止まりや円安などの影響を受けて、1カ月としては過去最大の赤字となりました。 財務省が発表した1月の国際収支速報によりますと、海外との総合的な取引を示す経常収支は、1兆976…
テレビ朝日系(ANN)-2時間前
経常収支、単月赤字額が1996年以降で最大 春節で輸出伸び悩み
[東京 8日 ロイター] – 財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、2023年1月の経常収支は1兆9766億円の赤字だった。単月の赤字額としては14年1月(1兆4561億円の赤字)を超え、比較可能な1996年1月以降で最大…
ロイター-3時間前
430 total views, 1 views today